Mutual Recognition
インドネシア政府機関との、2024年の相互認証。
MPJAは2024年、インドネシア政府のハラール製品保証実施機関BPJPHとの相互認証を取得しました。このページでは、BPJPHという機関と、義務化が進むインドネシア市場での意味をご説明します。
相互承認とBPJPHについて
Mutual Recognition
相互承認とは
認証機関どうしが互いの審査水準を認め、一方が発行した認証を再認証なしで受け入れる制度です。MPJAの認証は、この枠組みによりインドネシアでそのまま通用します。
About BPJPH
BPJPHとは
BPJPH(Badan Penyelenggara Jaminan Produk Halal=ハラール製品保証実施機関)は、インドネシアのハラール認証プロセスを一元化・合理化し、イスラム法の遵守を確保するとともに、世界のハラール産業におけるインドネシアの地位を高めるために設立された政府機関です。かつてハラール認証はMUI(インドネシア・ウラマー評議会)が管理していましたが、2014年のハラール製品保証法第33号に基づき、政府主導の法的に構築された認証システムとしてBPJPHが設立されました。
History & Mandate Schedule
BPJPHの歩みと義務化スケジュール
BPJPHは2019年政府規制第31号に従い、2019年10月17日にハラール認証業務を正式に開始しました。食品・飲料・屠畜関連の製品およびサービスに対するハラール認証の義務化は、当初2024年10月17日に設定されていましたが、2024年政府規制第42号により、2026年10月17日まで延長されています。
2024年10月時点で、BPJPHは24か国・52の外国ハラール認証機関(LHLN)と相互承認協定を締結しており、MPJAもその一つです。
義務化の期限は、輸出計画の逆算起点になります。対象カテゴリごとの最新の適用時期は、面談でご確認ください。
Responsibilities
BPJPHの役割
- 国際ハラール取引の規制
- ハラール検査機関(LPH)の認定
- ハラール証明書の発行
- 規制の施行
Certification Scope
MPJAが承認を受けた認証範囲
BPJPHによるMPJAの承認は、以下の5つの製品範囲を対象としています。対象となるかどうかは、製品分類と書類審査により個別に確認します。
- 食品食品および関連する原材料
- 飲料飲料および関連する原材料
- 化粧品化粧品・パーソナルケア製品
- 医薬品承認範囲に含まれる医薬品
- 生活用品承認された製品分類に含まれる消費者向け製品
BPJPHの承認はこの5範囲に限られます。屠畜など、これ以外の分野は本承認の対象外です。
What This Enables
この認証で、企業ができること
- MPJAの認証のままインドネシアへ輸出できる(再認証不要)
- 義務化が進む市場の要件を、相互認証の枠組みで満たせる
- SJPH(ハラール製品保証システム)への対応を日本語の支援で進められる
- インドネシア側の輸入者(または正規代理人)が、SIHALALを通じて外国ハラール認証書の登録を行うことで、製品を市場に流通させられます。
Documentation
裏付けの書面
MPJAは2015年からMUI(インドネシア・ウラマー評議会)に、2024年からはBPJPHに認証・認知されています。インドネシアとの関係は、制度がMUIからBPJPHへ移行する以前から続くものです。

MPJAの承認状況は、BPJPH公式サイトの外国ハラール認証機関(LHLN)検索で、どなたでも確認できます。
BPJPH公式ディレクトリでMPJAを確認する(外部サイト・新しいタブで開きます)Market Data
市場データ
インドネシアは人口の86.7%がイスラム教徒です(2020年国勢調査)。
86.7%がムスリム
- イスラム教86.7%
- プロテスタント7.6%
- カトリック3.1%
- ヒンドゥー教1.7%
- 仏教0.7%
- その他0.2%
出典:農林水産省「2025年農林水産物・食品の輸出実績(国・地域別)」(財務省「貿易統計」を基に作成)